PA法BLDについて

おはこんハロチャオ

 

今回はPA法BLDについての記事になります。

やってる人が少ないので需要はあまりないかもしれませんが、

何か役立てる部分もあるかもしれないので是非お付き合いくださいませ。

 

 

 

PA法とは

まずPA法についてご存知でない方は以下の記事をご覧ください。

memory-kioku.com

 

モリースポーツにおいてよく使われるシステムで、どちらかと言えばPAOのほうが主流かもしれません。BLDでPAOをやろうとすると非常に苦しいので私はPAで妥協してます。挑戦する方がおられたら是非感想を聞かせて欲しいです。

 

始めたきっかけ 

きっかけはけいていさんの記事です。

大変参考になるのでまだ見てない方は是非読みましょう(^^)

keitcube.hatenablog.com

この記事を読んだ段階でいつかやりたいな~とは思っていたんですが、なかなか踏ん切りがつかなかったところになごやんさん

https://twitter.com/nagoyancube

が先に始めてくださいまして、私も火がついて後を追いかけるように始めました。

正直誰かが先にやってくれなかったら今でもやれてなかったと思っているので、とても感謝してます。

 

メリット

PA法でBLDをやる最大のメリットは、何と言っても人物が続かないことだと思います。

BLDをしているとどうしても人物が続いてしまうことがあり、最悪4人の人物が続いてしまった時などはよほどストーリーが上手く作れないと順番がこんがらがってしまいがちだと思いますが、PA法にすればそれを回避できます。

もう一つはストーリーの自動化です。そのままレターペアを並べれば自然と文章になるので、ストーリーを作るのが苦手な方は一度試してみるといいかもしれません。(こんなこと言うとメモリーアスリートの方ににそれは違うよと言われそうですが……)

 

デメリット

準備が大変です。レターペアを378×2=756個用意しなければなりません。

MBLDや多分割BLDのことも考えると1012個(ナンバリング次第では1104個!)必要になります。地獄です。

また、レターペアを用意し終えても瞬時に想起できるようになるまでにはそれなりに練習が必要です。

それに割に合ってるか? と問われると疑問です。

ただ私個人の話で言えばPA法のほうが自分に合ってるなとは感じてます。

 

準備

まずは↓のAnkiをダウンロードしましょう。

apps.ankiweb.net

Ankiの利点は画像を貼付できることです。レターペア用の画像を1012枚用意するのはなかなか骨の折れる作業ですが、気力で乗り切りましょう(^^)

レターペアはとにかく埋めることを優先していいと思います。ある程度妥協しないと一生終わらないので……。どちらにせよ後から変える物も出てくると思いますが、一度埋めきった! という達成感を早めに味わっておくべきだと思います。

私自身もPA法と言ってますが、Pに人物以外のレターペアも普通にありますし、Aも同様です。

画像はなるべく印象に残るような物を選んで下さい。

例えばい・あがイワークなら←よりも→のほうがいいです。

私も右に変えたおかげでイワークってア〇ルビーズなんだと思って印象に残るようになりました。

ありがとうアンジュ・カトリーナ

え・ちが越前リョーマの場合も左ではなく右にしましょう。

クールなキャラが崩れてる様は印象に残ります(^^)

 

 

具体的なやり方

PA法を始めてから試行錯誤してきた上での現在のやり方です。

私はPA法でBLDをする際には何よりもイメージを重要視してます

ストーリーよりもイメージイメージイメージです。

というのも、先述した通りPA法ではストーリーが自動的に作れるのがメリットの一つなんですが、その分自由度が低く、凡庸なストーリーになってしまいがちなんですよね。

それ故しっかりとイメージしておかないと文章記憶だけでは飛んでしまう可能性が高いと思います。特にAレターペアは似たような印象の物も多く、混同しやすいです。

逆にちゃんとイメージできていた時は経験上滅多に飛ばないです。

凡庸なストーリーをカバーする意味でもイメージ画像はなるべく突飛な物を選んでおきましょう(^^)

 

ただ一つ問題がありまして、レターペアが一つの場合、人物が続いた時のアクションは事前に決めている方が多いと思いますが、PA法だと瞬時に378通りの行動をPにとらせなければなりません。

これをしっかりイメージするのは結構大変です。

時間をかければできると思いますがそれでは意味がないですし、突き詰めても事前に決めている場合と同じ速度でイメージするのは厳しいと思います。

なので私はPにAさせるのをやめました

少し特殊なやり方だと思いますが、現在私は

文章記憶イメージ記憶を分けております。

どういうことかと言いますと、ストーリーは文章で作っているんですが、イメージするのは事前にAnkiに登録してある画像をただ並べるだけです。

PがAしてるところをイメージするのではなく、Pの画像、Aの画像をパッパッと想起するだけにしてます。

この方法にしたことで確実にイメージを頭に浮かべることができるようになり、記憶が飛ぶケースがかなり減りました。

エッジの実行中にコーナーのことを考えていなくても残ってる率も上がったので、よりエッジに集中できるようになりました。

また、Aに実際のAとは違う画像をイメージにすることが可能になりました。

具体的にはひ・かのAレターペアは悲願で、以前はPが悲願の金メダル獲得! といった感じでイメージしてたんですが、現在の悲願のイメージ画像は↓です

 

彼岸島ですはい。

このようにあえて文章とは違う物をイメージすることでとっかかりが増え、印象に残る

ような気がします。

次にストーリーについてですが、PAPAと並べるだけだと独立した二つのストーリーになってしまうので、P1が、A1しているP2に対して、A2する、といった感じで真ん中のAPをまとめてます。

 

 

大体はP1はA1してしまったP2に失望している感じにしてます。

あとは例外として、コーナーが6文字だった場合はPAAにしてます。

PAPで終わると最後のPが飛ぶことが多かったのでAに変えました。

と言っても分析が終わるまで6文字であることはわからないので、一旦はPが浮かんだ後、エッジの声に出さない最初の2文字の分析中にAに変えてます。

慣れるまで少し練習が必要ですが、2回違うイメージで同じレターペアを想起していることになるので、記憶としてはかなり強くなる印象があります。

 

おわりに

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

参考になる部分があるかは正直疑問ですが、自分自身やってきたことを整理したかったのもあって書かせていただきました。

PA法でBLDを始めて一番感じたのは、イメージ記憶って思ったより難しいな、ということです。

Ankiを使用してあらかじめ決められた画像を想起するだけの状態にしてもなお、まったく浮かんでないことがしばしばありました。

となると以前の私は殆どイメージなんてできてなかったのではないか? という気もしてしまいますね……。

PA法を始めるのは少しハードルが高いと思いますが、通常のBLDでもイメージ記憶で悩んでおられる方は、一度徹底的に画像の刷り込みを行うことをおすすめします。

 

それでは、よきBLDライフを。